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阪急百貨店の催事が終了致しました

2月16日~21日に行われました

阪急百貨店9階での催事が終了致しました。

ご来場下さいましたお客様へ心から御礼申し上げます。

こんなときでもこの機会を楽しみに

tartarugaの靴をお試し頂く為にお客様方がお足を運んで下さり、

「目からうろこがおちました」

「すごくショックです。。。今まで何十年も靴の選び方を知らずにきました。。」

と仰っていただいたり、

会場でお測りさせて頂いた方が、

後日早々にお店にご来店くださったり、

阪急百貨店での営みが後へ続いてゆく事が嬉しいです。

*

 

そしてメンズシューズが好評でした

「もう硬いイメージの靴は履くことが無いんだ」

そんなお客様にスッと馴染んだデザイン。

「軽くていいね!」

サイズをきちんと測って正しいサイズで履くと

(男性は実寸より大きいサイズを履かれる方が多いです)

背筋ものびて、歩き方も颯爽となります。

足元の大切さは想像以上です。

素敵な出会いに感謝致しております!

online order 

tartaruga はセミオーダーでお靴をお作り致しておりますので、

まずお足の測定をしてサイズを把握し、

数種の木型とデザインからお足に合う靴を選んでいきます。

同じ木型でもデザインにより履き心地は大きく変わります。

ですのであくまでもお履き頂くことが一番のアンテナであると考えております。

昨年からの感染症のため、ご来店客数は勿論減少致しております。

でも、こんな状況下でも出来る事が色々ある事に気づきました。

お店にお越し下さるのが難しくなったお客様から

online salon  からお問い合わせを頂いたり、

あるいはお電話から、サンプルのご試着依頼を下さる事があります。(顧客様)

いずれもサンプルをお送りするまでに、事前に諸々の確認をさせて頂きます。

現時点では、tartaruga  で既にご購入頂き、

足の測定等をさせて頂いたお客様へ向けてさせて頂いております。

サンプルをお送りしご試着後のフィードバックが大切です。

このように詳細を頂けますと、調整の目安としてとても役立ちます。

チェキ撮影をして試着の感想を詳しくお書きくださる方もおられます。

↑とても詳しくて、わかりやすくお書き頂き感謝です。

 

 

また、映像を通してのセッションは情報のやり取りがとてもスムーズです。

情報量も文字で書くのに比べ計り知れなく多くなります。

履き心地について、その場で歩いて頂いた感想もいただけます。

履いていただいた足元を撮影して頂いたり・・

カラー選択の時はお店にあるサンプルを色々ご覧頂いたりして、

「なんかお買い物をしてる感じがしてきた!(笑)」

そんな嬉しいお言葉を頂きました。

そうですよね。お買い物は心躍るもので無ければと思います。

久しぶりにお目にかかれたお客様の

楽しそうに商品を選んで下さっている様子に、

こちらまで嬉しくなりました。

tartaruga  online order  についての問い合わせは

お電話☎06-6209-0737か 0nline salon まで。

どうぞよろしくお願い致します。

 

足について

Tartarugaで働きはじめて靴や足について始めて知ったことがたくさんあります。

その中でも家族や友達など周りの人たちに思わず「ねぇ!知ってる?」

と教えたくなった足のサイズについて、2つ書こうかと思います。

1つ目、
【子供の足(や身体)は植物と同じように春から夏によく成長するという事】

子供の足は年間に約1cm、特に成長する時期で約2cm伸びると言われているのですが、

その3分の2は4月から9月の間に成長するそうです!

サイズを測るなら春と秋、10月には必ず計測が必要です。

 

子供は靴が合わないことに自覚はなくても怪我の原因になったり、

運動能力の低下、靴や足のトラブルがストレスになって集中力がなくなるという研究結果もある様で。

身長や体重や歯科検診のように定期的に足も計測・診断が当たり前になればいいのにな、と思います。

 

2つ目は、
【足のサイズは(縦も横も)必ずしも身長体重に比例しない事。】

お客様のサイズを測ってみてビックリ!ということもしばしば。

柄な方なのに24cmだったり、背がお高い方なのに22cmだったり。

自己申告サイズとズレのある方も結構いらっしゃいます。

 

私自身、身長は160cm以上、測る前は23.5cmくらいと思っていましたが

測ってみると22.5cmでした。

自分の足のサイズや特徴を知るまでは、間違った靴選びをしてしまっていて

合うという感覚もわかっておらず何故か痛い歩き難い、という事態。

ハイアーチで回内ぎみ、踵が小さくて、歩くと浮腫が無くなるタイプ、

踏み込みの角度、歩き方など、足の特徴を知ることで痛みがデザインによるものか

歩き方や体調による足の変化から来るのか分かってくるので対処がしやすくなります。

2021年も宜しくお願い致します 〜130年の時を経て〜

Yoshihiro  Matsumoto 1891

 

tartaruga のオーナーデザイナー松本の生家は、

1891年(明治24年)創業の松本靴店です。

そこから今年で130年の時が刻まれました。

和装の時代から洋装の時代へ

下駄草履を履く時代から靴の時代へ

そんな大きな時代のうねりの中で大阪で靴屋を始めたのです。

商売の形態や場所は諸々の事情により変わりましたが、

松本はその3代目となります。

下の写真はイタリア/MICAM(世界最大級靴の合同展)に出展した時の写真です。

これが1991年もう30年も前になりますね。。。

tartaruga の靴のデザインに妥協がないのは、

デザイナーとして培ってきた松本の努力とプライドからです。

30年前のアシンメトリーデザインは話題になりました。

イタリア修行時代、この時の学びが今に続いています。(恩師と)

長い激動の時代を経てこうして家業継承してこれた事に感謝しつつ、

今年はささやかながら130周年ノベルティーを作りました。

tartarugaオリジナルマスクケース

外側本革黒/内側赤ビニールコーティング抗菌加工

シンプルでスタイリッシュなフォルムとなっています。

新年よりオーダー頂いたお客様にプレゼントさせて頂いております。

 

数に限りがございますのでお早めに!

2021年もどうぞ宜しくお願い致します。

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